• 不動産業者の売買代金を持ち逃げによる巨額詐欺事件の土地

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不動産業者の売買代金を持ち逃げによる巨額詐欺事件の土地

【お客様からのご相談内容】
地図作成に携わる中で、不動産業者が売買代金を持ち逃げしたことによる巨額詐欺事件の舞台となった土地に遭遇しました。
被害者となった(売主)と(買主)のエピソードです。
何の因果かこの土地に引き寄せられたのかわかりませんが、私がこの土地の担当になりました。

両被害者は、何十年もこの事件を引きずり、事件後、土地の境界線を決めようとしていませんでした。
当該土地には、土地のほぼ中央を縦断する形で、里道水路の形状が、地図に描かれていました。
現況で機能していない里道水路の払い下げなどの処理に関しては、お互いの協力がなければ、不可能です。

結果、リスクの高い不動産となり、市場に流通することは極めて困難な状況でした。
買主は、購入した土地の中にある里道水路の処理が適切に施されないまま放置され、
売主も、売買代金は保証協会の補償額しか入りませんでした。
一度は、和解するため里道水路の処理をもちかけましたが、納得してもらえず物別れとなっていました。
そんなとき、地図作成の処理地となり、私が担当することになりました。
【解決方法のご提案】
双方の話を聞いた上で、今回の地図作成で、筆界未定にせず、土地の筆界線について必ず合意をすることを提案しました。
その後、土地の利用に障害が起きないように、多少、集団和解的合意に基づく境界線でしたが、関係機関の調整も施し、地図作成の処理を開始しました。
売主も買主も引きずっていたものを解消することができました
縦覧期間直前まで調整は行われ、ぎりぎりのスケジュールでしたが、官有地も含め登記官と協議し地図訂正が可能となりました。
最終段階として、この土地にまつわる両当事者が引きずっていた債権、債務の調整を行い解消することで、一応の解決が可能となりました。

お客様が安心して暮らせる地域である為に何が必要か考え、
土地について正確な情報を得る事が出来る、土地家屋調査士の資格を
取得しました。これによりトラブルの多い境界の問題等もほぼ回避
出来るようになり、法的に問題がある土地の状況を改善し、
商品化する事が可能となりました。様々な経験を積み重ねながら、
信頼して頂ける不動産屋である為に、お客様の声を大切にして
日々全力でお悩み解決しています。